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落合の理念と物語を読んでみる

コンセプトとは何か?わかりやすく意味や具体例を交えて徹底解説

 
コンセプトとは何か?わかりやすく意味や具体例を交えて徹底解説
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落合えいた
職業:ゼネラルマーケター(ゼネラリスト×Webマーケター)。特定の分野・スキルに依存せず、マーケティングの原理原則に基づいたビジネスを実践。現在は、Webマーケティングを軸に、世の中の『価値の総量』を上げていくことを追い求めています。
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こんにちは、落合えいたです。

今日は『コンセプトとは何か?わかりやすく意味や具体例を交えて徹底解説』という話を中心に書いていきます。

僕は今までに法人・個人問わず、

  • 「やってもやっても成果が出なくて困っています…」
  • 「良い商品を作ったのに売れません…」
  • 「顧客のために最高の商品を作ったのに広まらない…」

この手の相談をたくさんもらってきました。

それでは、ちょっと突然なんですがこの記事を読まれている『あなた』に質問があります。

商品が売れる条件というのは、一体どんな要素があると思いますか?

商品やサービスの品質でしょうか?

それとも購入後のアフターフォロー(サポート)でしょうか?

あるいは、売る側の実績や信用でしょうか?

確かにこれらの要素は商品を売るための条件に含まれていますし、商品を買った顧客に満足して貰うためには重要だと言えます。

ですが、実際に大きく売上に影響する要素は、実績や品質などではありません。

商品を売る際に、最も売上に響く要素とは『コンセプト(Cncept)』なんです。

コンセプトが売上の8割を占めるといっても過言ではないほど、販売者側にとっては重要なマーケティング戦略になるのですね。

というわけで、今回は売上の大部分を決定づけるコンセプトについて徹底解説していきたいと思います。

1.コンセプトの本当の意味

コンセプトが商品やサービスの売上を決定づける大事な要素であるのは間違いありません。

同じ内容、同じサービスだったとしても『コンセプト』一つで、売上が2倍、3倍変わるなんてことは割と普通にあることです。

と言いますか、

  • 「良い商品を作ったのに売上が伸びない!」
  • 「良い商品を紹介してるのに全然売れない!」

と困っている方がいましたらそれは大抵、コンセプト作りの段階で躓いてしまっているケースが殆どです。

極端な話たとえ商品の内容が多少悪かろうと、コンセプトメイキングが飛び抜けて良質だったら自分から営業をかけることなく、お客さんの方から『この商品を買いたい!』と殺到する状態に持っていけます。

これはドラッカーも言っていますがマーケティングの究極形態は『商品を売り込まずに売ること』であって、要するに販売を不要にするのです。

ドラッカーが言うマーケティング戦略を実践するには、細かな戦略的思考も必要になってきますが、その中でも特に重要なのが『コンセプト』だと言えます。

つまり、コンセプトの作り方を押さえてしまえば、お客さんの方から、

  • 「あなたの商品を売ってくれ!(買いたい!)」

と言わせるような販売戦略を作り上げることが可能になります。

現時点で商品がさっぱり売れずに困っていて『もういっその事、商品を変えようかな?』と考えている方もいるはずですが、問題は『そこ』ではないです。

別に商品を変える必要もなく、売上を上げることは可能なんですね。

そのための『コンセプト作り』なので、ぜひ、売上を叩き出していくための『要素』を取り込んで貰えたらと思います。

誤解してはいけないのが、商品の質を上げるのは提供者として当たり前ということです。

決して、商品の内容を悪く作っていいという話ではないです。ここは押さえておいてください。

落合えいた

1-1.コンセプトとは?

では、実際にコンセプトを僕なりに定義しますと、

「見ただけで瞬間的に世界観をイメージできる」

というのが真のコンセプトだと考えています。

で、これはちょっと抽象的なのでわかりやすく言い換えますと『見ただけで何を提供したいのかが判断できる』といった感じです。

商品を提供するにしても、何らかのサービスを提供するにしてもそうです。

人がそのものを見て一瞬で世界観を感じ取ることができなければ、それはコンセプトとは言えません。

まぁ、後ほどコンセプトの事例についてはたっぷりと解説していきますので、ここではあまり深く掘り下げないようにしますが『ライザップ』を例に取ってみればコンセプトの意味がわかりやすくなります。

引用出典:https://www.rizap.jp/

ライザップの基本コンセプトは、

それぞれの地域性やお客様一人一人の特性に合わせたプログラムを作り、必ずお客様の求める理想のボディを作りあげること

引用出典:http://www.rizap-labo.jp/concept/

になっていて、そのために超優秀なパーソナルトレーナーを動員したりしています。

そして一人一人の顧客に対して、誠心誠意尽くすと言う意味を込めて、『結果にコミットする』という言葉が生まれました。

まぁ、結果にコミットするために優秀なトレーナーや科学的なメソッドに基づいた食事制限や運動などのアプローチ法も事細かに解説されているわけですが、重要なのは『ここ』ではありません。

本当に見るべきなのは、上のライザップの画像を見れば一瞬でコンセプトがイメージできるという点です。

要は、太っている過去の自分を乗り越えて、綺麗な(たくましい)自分に生まれ変わることができるというのがライザップが演出している世界観になるのです。

そして、顧客がライザップが演出する世界観(コンセプト)に共感したら、『早く、ライザップに参加して自分も生まれ変わりたい!』と思うようになります。

というか、上の画像なんて最早別人みたいに変貌してますから、視覚情報だけで魅了されてもおかしくないです(笑)

正直、ここまで来ると科学的なメソッドとかは割とどうでも良くなって、コンセプトだけで商品やプログラムが売れたりします。

それぐらいコンセプトの仕上がりというのは重要なんですね。

実際、ライザップの他にもパーソナルジムは無数にあります。しかし、この市場においてはライザップが一人勝ちしている状態です。

そんな一人勝ちの状態が実現できてるのは『コンセプトが明確だから』以外の何者でもありません。

どれだけ高品質なサービスを用意していようが、顧客がコンセプトに共感しないと売上が上がることはないです。

逆に、一瞬でコンセプトを理解でき、尚且つそのコンセプトが顧客に響くものだった場合は、顧客を心の底から魅了することができるのですね。

2.コンセプトの作り方(考え方)

では、次にコンセプトの作り方(考え方)について解説していきます。

2-1.人を魅了するコンセプトの条件

まず、人を魅了するコンセプトには絶対的な条件があって、それが、

「理念を元に作ったコンセプト」

ということです。

個人あるいは企業でも何でもそうですが、ビジネスを展開していく根本要因には必ず理念が必要になります。

なぜ、理念が必要なのかと言いますと、「理念なきビジネスは長続きしない」という大原則があるからです。

僕も数年ほどビジネスをやってきて、

  • どんどん成長していく人
  • 成長していたけどある日、突然上手くいかなくなった人

など、結構色々と見てきたのですが、後者のパターンが実はビジネスの世界でかなりいるんですね。

もちろん、現象には様々な理由があるので一概に言えませんが、後者のパターンに共通してるのが『理念がない状態でビジネスをやっていた』ということです。

要するに理念の元から生まれたコンセプトじゃないと、地に足がついてない状態でビジネスをやることになるので、顧客が離れていき自分自身も『俺は一体何をやってるんだ…?』と自暴自棄になる可能性が高いのです。

正直、理念自体は目に見えない抽象的な存在ですし『そんなに理念って大事か?』と思われがちです。

しかしコンセプト作りにおいては、理念がない状態でその上にコンセプトなどを作っても何もかもが崩れてしまいます。

積み木で例えたらわかりやすいですが、今にも壊れそうなグラグラした机の上で積み木を重ねていっても、近いうちに崩壊しますよね?

理念というのは全てを支える『土台』でもあるので、そこを軽視することは絶対にできないのです。

なので、人を魅了するコンセプトを作るときは、まず『自分が目指すべき理念は何か?』を考えるべきですね。

2-2.コンセプトを作る際に重要な3つのポイント

では、人を魅了するコンセプトの条件について解説してきましたので、続いてはコンセプト作りに入っていきたいと思います。

魅力的なコンセプトを作るというのは、決して簡単なことではありません。

まぁ、よくよく考えたら当たり前のことですが、売上の8割を占めるコンセプトが簡単に思い付いたら誰も苦労しないわけですよ(苦笑)

だから、ビジネス実践者はコンセプトを決めるのに四苦八苦します。

でも、響くコンセプトを作る時には重要な3つのポイントというのがあったりします。

これらを押さえることで、比較的スムーズにコンセプトを作っていけるようになるのですね。

なので、今回はこの3つのポイントを解説していきたいのですが、その3つのポイントとは、

  1. ターゲットを誰にするか(リサーチ)
  2. 自分が描く理想世界の設計
  3. 『私の視点』からのストーリー作り

これらになります。

恐らく、上の言葉だけでは抽象的すぎて意味がわからないと思いますので、それぞれを詳しく解説してみたいと思います。

2-2-1.ターゲットを誰にするか(リサーチ)

まず、コンセプト作りにおいて、最も大事なのはターゲットを誰にするかといった『リサーチ』です。

僕がWebメディアを作る時もそうなんですが、まずやるのが市場のリサーチです。

市場のリサーチをやって『どこだったら勝てるのか?』を見極めます。

例えば、ビジネスの世界ではレッドオーシャンブルーオーシャンなんて言葉があります。

★レッドオーシャンとブルーオーシャンの違い

  • レッドオーシャンとは、市場に競合が溢れていて飽和気味の状態のこと。
  • ブルーオーシャンとは、市場にいる競合が弱く参入しやすい状態のこと。

コンセプトとは何か?意味や具体例を交えてわかりやすく徹底解説

で、2つを見比べた時にどっちの市場で勝負したら成果が出やすいかといったら、明らかに『ブルーオーシャン』ですよね?

もちろん、レッドオーシャンだからといって全く成果が出ないわけではありませんよ。

どんな市場においても工夫次第でビジネスは成り立ちますので。

まぁそうは言っても、勝てる市場で勝負した方が遥かに健全だと言えます。

だから、コンセプトを作る時に大事なのが市場のリサーチなんです。

顧客が何に悩んでいて、どんなものを欲しているのかまでをリサーチしていくことで、はじめて強力なコンセプトを作り上げていくことができます。

リサーチに関しては『オウンドメディアの成功事例|最速で作り上げる秘伝の9ステップとは?』この記事で”引くほど”詳しく解説してますので参考までにどうぞ。

ありきたりで誰かの二番煎じのようなコンセプトではライバルに埋もれるのは必然。

例えば、カフェを開業するとして、

「珈琲豆にこだわった至極の一杯を提供します」

というコンセプトがあったとします。

で、パッと見はコンセプトがわかりやすくて良さそうですが、既に同じようなコンセプトを持っているお店は業界内で腐るほどありますし、大手との差別化も図れていません。

ここら辺は『差別化を図る戦略をスターバックスの事例から学ぶ|競合(ライバル)の真の意味とは』という記事でも解説してますので、コンセプト作りの参考にしてみてください。

とにかく、

「珈琲豆にこだわった至極の一杯を提供します」

では、コンセプト的に弱くライバルに埋もれる危険性があるので、まずは市場のリサーチを繰り返して、『例えば、市場にはどんなコンセプトがあるのか?』を見ていく必要があります。

流石に何も知識がないところから魅力的なコンセプトは生まれません。

様々なお店や企業、Webサイトのコンセプトを見てそこから学び、徐々に自分のコンセプトを形作っていくようにしてください。

まずは『自分が魅力的だと思ったコンセプト』を探して、研究・分析していきましょう!

落合えいた

2-2-2.自分が描く理想世界の設計

そして、コンセプト作りにおいて2つ目に大事なのが『自分が描く理想世界の設計』です。

コンセプトを決める理由は、他者との違いを生み出すのが大きな理由になります。

例えば、僕もこうしてWebメディアを作って記事を書いていますが、ネット上を見渡せば様々なブログが乱立している状態です。

最早、数え切れないぐらいサイトがあるわけですが、他と同じようなサイトを作ったところで意味がないんですね。

なぜなら、僕のブログが誰かの二番煎じでしたら、わざわざ僕から情報を受け取る必要なんてなく、もっと濃い情報を提供してくれているブログにアクセスすればいいからです。

だから、Webメディアを作る時もリアルビジネスをやる時も、絶対的にコンセプトというのは必要なんです。

で、そのコンセプトで差別化を狙う時に大事なのが『見込み客を導きたい理想世界が一体何か(どこか)?』というのを提示することになります。

結局、お客さんがコンセプトに惹かれる時は相手が掲げる理想世界を見て、自分もそこを目指したい!という『共感』から来ます。

だからこそ、コンセプトは『自分はこういう理想世界を目指してるから一緒に目指していきましょう!』と直接的にでも間接的にでも伝えるのが重要なんです。

例えば、コンセプトを考える上で参考になるのが『ディズニーランド』です。


ディズニーランドは日本一有名なテーマパークですが、当然、ディズニーランドにもコンセプトが存在します。

そのコンセプトがこちら↓↓

ディズニーランドのコンセプト

世代を超え、国境を超え、あらゆる人々が共通の体験を通してともに笑い、驚き、発見し、そして楽しむことのできる世界。
「私はディズニーランドが、幸福を感じてもらえる場所、大人も子供も、ともに生命の驚異や冒険を体験し、楽しい思い出を作ってもらえるような場所であってほしいと願っています。」というウォルト・ディズニーの言葉があります。
あらゆる世代の人々が一緒になって楽しむことができる“ファミリー・エンターテイメント”を実現したいというウォルト・ディズニーの思いがディズニーランドを生み出し、この考えがディズニーテーマパークの基本コンセプトとなっています。

引用:http://www.olc.co.jp/ja/tdr/profile/tdl/philosophy.html

ディズニーランドのコンセプトは『あらゆる世代の人々が一緒になって楽しむことができる空間』を提供することです。

子供も大人も関係なく、『夢と魔法の国』という世界観を楽しんでもらうことを追求してるのがディズニーランドであり、そのコンセプト(世界観)を達成するためにあらゆる手を尽くします。

まぁ、実際の社員さんの労力が夢と魔法みたいな幻想な感じでは無さそうですが、それでもディズニーの空間を守るために社内教育や園内の設備などは徹底されています。

で、結局はディズニーランド以外のあらゆる産業でもコンセプトが軸にあって、そのコンセプトに沿ってビジネスを実践していけば自然と顧客から評価されていくのです。

コンセプトが決まれば、どんなビジネスをやっていこうかが自動的に決まります。

ブログを使うかSNSを使うかなどは、手段であって目的ではありません。コンセプトを達成するために、メディアを使った方がいいなら使うべきですし、そうじゃないなら使う必要もないのです。

落合えいた

コンセプトはビジネスを決定づける大事な要素の一つです。

冒頭でもお伝えした通り『ビジネスの売上はコンセプトで8割決まる』というのが、ここに来て何となくわかってきたのではないでしょうか?

2-2-3.『私の視点から』のストーリー作り

では、ここまででコンセプト作りについては結構深いところまで解説してきたのですが、3つ目に大事なポイントをお伝えします。

それが、

「”私の視点から”のストーリー作り」

ということなんですが、何のことだかさっぱりだと思いますので詳しく解説していきますね。

まず、先ほどコンセプト作りにおいて『理想世界の設計』という話をしたのですが、理想世界を提示するだけではコンセプトとしては弱いです。

なぜなら『何でそのコンセプトを掲げているのか?』といった根本的な理由を顧客は知りたいからです。

だから、コンセプト作りにおいて大事なのが、

「理想世界を設計するに至ったストーリー(物語)」

を語る必要があって、それによってはじめて強力なコンセプトとなり得るのです。

まぁ、想像してみたらわかりやすいですが例えば僕が、

「ビジネスを通じて世界平和を成し遂げるのが夢です!」

というコンセプトを掲げたとして、それが達成できるか否かはさておき、

「え?何でそのコンセプトを掲げるようになったの?」

と聞き手側としては当然に思いますよね。

だから、理想世界を設計するようになった物語を語る必要があって、

「何でこのコンセプトを掲げるのが自分じゃないとダメなのか?」

という『私の視点から』を含めて深くストーリーとして話せると顧客を巻き込んでいけるのです。

要するにこれが、

「”私の視点から”のストーリー作り」

ということになって、コンセプト作りにおいて外せないポイントとなるのです。

3.コンセプトが魅力的な事例(具体例)

それでは、コンセプト作りのイメージを深めるためにも、魅力的な事例をいくつかピックアップしてご紹介していきます。

3-1.コンセプト事例①:iPhone

では、魅力的なコンセプト事例の1つ目に挙げたいのがApple社の『iPhone』になります。

コンセプトとは何か?意味や具体例を交えてわかりやすく徹底解説

引用出典:https://www.apple.com/jp/iphone/

スマホの普及率はエグいくらい伸びていて、日本では8割近くに普及していますし、20代〜30代に至っては所有率が9割を超えてきます。

僕の世代で言えば高校生ぐらいの時からスマホが出てくるようになって、スマホを持ってる同級生はヒーローみたいな扱いをされていました。

でも、当時の僕は結構捻くれていて、スマホを自慢する友達を見て、

いやいや。こんなもの広まるんかいな??

落合えいた

と斜め上から構えていたのですが、どんどんスマホは普及していきました(ホント、僕のセンスない苦笑

それこそ僕自身もiPhoneを手にするようになりましたし、何なら今使ってるパソコンもApple社のMacBook Proなんで完全に『Appleのファン』になっています(笑)

とまぁ、それぐらいiPhoneの衝撃度って高いわけなんですが、iPhoneはそれまでのガラケーとは異なり、

「とにかく、徹底した使いやすさとスタイリッシュなデザイン」

をコンセプトとしています。

むしろ、iPhoneの場合は『スティーブ・ジョブズの世界観』が前面に押し出されたデザインと機能性を有しているので、それに惹かれたユーザーが続々とiPhoneを手にするようになったのです。

特にiPhoneは携帯の歴史の転換点とも言えるべき商品だと思いますので、iPhone一つ題材にビジネスの分析・研究をしてみるのはおすすめですね。

3-2.コンセプト事例②:スターバックス

2つ目にご紹介するのが『スターバックス』です。

スターバックスは、

「一杯のコーヒーを通して人々に活力を与える」

というコンセプトの元に従業員が働いています。

で、スターバックスの優れた点は『メディア宣伝なしに口コミを通して広がった』というところにあります。

恐らく、スターバックスのテレビCMとかを見たことがある人っていないと思うんですよね。

スターバックスはテレビCMなどのメディア宣伝なしに口コミだけで拡散していったのですが、それはスターバックスのコンセプトが明確で、癒しの空間を提供するように心がけているからに他なりません。

スターバックスはコンセプトを明確にすることで、自社のブランドを確立し、カフェとしては唯一無二の店舗として広がっていくようになったのです。

スターバックスを中心とした記事でしたら『差別化を図る戦略をスターバックスの事例から学ぶ|競合(ライバル)の真の意味とは』という記事もありますので、参考にしてみてください。

3-3.コンセプト事例③:お掃除ロボット『ルンバ』

魅力的なコンセプト事例として3つ目に挙げるのが、アメリカのiRobot社が開発したお掃除ロボット『ルンバ』です。

コンセプトとは何か?意味や具体例を交えてわかりやすく徹底解説

引用出典:https://www.irobot-jp.com/product/900series/index.html

日本でも大ヒットしたルンバの商品コンセプトは、

「かしこく(Smart)。かんたん(Simple)。きれいに(Clean)。」

という3つの柱が重要で、このコンセプトにルンバの機能性やターゲットに伝えたいメッセージなどが隠されています。

  • かしこく=「イスやテーブル周りなどくまなく掃除する」
  • かんたん=「掃除開始や手入れなどを簡単にする」
  • きれいに=「独自の三段階クリーニングシステムにより他の製品と比べて綺麗に掃除が可能」

これらが3つの柱に込められたメッセージですが、ルンバの場合、自分が家にいなくても掃除を自動的に行ってくれるのでターゲット層がかなり広いイメージがあります。

それこそ老若男女誰もが響くようなコンセプトをルンバは持っているのですが、やはり掃除ロボットとあって一番のターゲットは『主婦層』になります。

やはり家の掃除は苦労する家事の一つですし、専業主婦だっていつまでも家にいたいわけではなく、ランチなどに出掛けたいという欲求があります。

そこで、ルンバが登場して、

奥さん。掃除なら俺に任せな!家にいない間に自動でやっておくぜ!

ルンバ

と掃除を任せられるロボットが開発されたわけです。

そして、女性を中心としてヒットさせたことで、女性以外の層にも広く普及していったという話になります。

事実、ルンバのコンセプトは非常に優れており、見事に顧客の期待値を上回った画期的な商品だと言えます。

4.コンセプト作りの応用

では、最後にコンセプト作りの応用について話してみたいと思います。

これまでコンセプトの作り方に関しては様々な視点から解説してきたのですが、実際にコンセプトを作る最大の目的は『顧客のファン化』以外の何者でもありません。

今回、コンセプト事例として紹介してきた、

  • ライザップ
  • ディズニーランド
  • iPhone
  • スターバックス
  • ルンバ

それぞれに強固なコンセプトがありますが、最終的に一人でも多くのファンを増やしていくことなんですね。

ビジネスは新規顧客と既存顧客(リピーター)という2種類のお客さんがいるわけですが、両者を比較するとリピーターを獲得していく方が明らかに楽です。

一般的に新規顧客の獲得はリピーターを獲得する『5倍』の労力が掛かると言われています。

落合えいた

実際、僕もビジネスを実践してきたのでわかりますが、確かに新規顧客を獲得し続けるのはホントに骨が折れます。

だから一人でも多くのファンを獲得して、リピーターの数とリピート率を上げていくのがビジネスを長期的に実践していくために必要になるのです。

そして、コンセプトを作る目的がファン化にあるということは、既に多くのファンを獲得してるビジネスモデルを研究すれば、どんなコンセプトを作っていけばいいのかがわかってきます。

自分の頭だけで考えるのは中々難しいことです。

なぜなら、僕たちはインプットした情報量以外のことは考えられませんので、頭の中に知識がなければ永遠に答えを見つけられないからです。

そのため、まずは『周りがどんなコンセプトを作っているか?』を探求していくのがコンセプト作りの第一歩だと言えます。

そこで、応用として『コンセプトの作り方(考え方)をAKB48の事例を通して学ぶ』こちらの記事で、さらに詳しい解説を書きました。

上の記事は今回の記事を発展させた内容になり、コンセプト以外にもビジネスで結果を出していくための原理原則的な部分まで突っ込んで話しています。

なので、まずは今回の記事で話したコンセプト作りを落とし込んでから、応用編の記事を参考にしていただければと思います。

5.コンセプトのまとめ

さて、コンセプト作りについてまとめてきましたが、人を魅了するためのコンセプトにおいて大事なのが『理念』を土台にすることです。

理念なきビジネスでは長続きしないことを何度も言ってきたわけですが、実際にビジネスの成功を決めるのは理念の有る無しによって大きく左右されます。

極論、理念さえあれば何をやっても上手くいくみたいな無双状態に入ることもできるので、ぜひ自分自身の理念について深く考えてみてください。

そして、コンセプトを作るために大事なのが、

  1. ターゲットを誰にするか(リサーチ)
  2. 自分が描く理想世界の設計
  3. 『私の視点』からのストーリー作り

上の3点も押さえることでした。

これらの3つの要素を押さえてコンセプトが作れたら、非常に強力かつ顧客を巻き込んでいけるコンセプトが完成します。

逆にここまで考えてコンセプトを作るライバルも珍しいですので、一気に飛躍していくためにも重要なポイントだと言えます。

お客さんを楽しませつつ自分も楽しくビジネスをしていくには、コンセプト作りに妥協はできませんので、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

また、コンセプトを強化していくためには『センスを磨いていくこと』も重要です。

ここで言うセンスは美的センスなどの特定領域のものではなく、『結果を出していくためのセンス』になります。

センス自体は後天的に磨いていくこともできる代物なので『センスを磨く方法とは?悪い人と良い人の差が出るたった1つのポイント』この記事をご参照ください。

それでは、今日はこの辺で!


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