センスを磨く方法とは?悪い人と良い人の差が出るたった1つのポイント

こんにちは、落合です。
今日は『センスを磨く方法とは?悪い人と良い人の違いを徹底解説』というテーマでお話してみたいと思います。
基本的に世の中では、
「センスが良い(ある)人が成功して、センスが悪い(ない)人は成功しない」
と言われています。
僕自身、数年ほどWebマーケの世界で戦ってきましたので、何人もの成功者やグングン伸びる人々を見てきました。
それとは反対に、いくら作業や知識を詰め込んでも結果が出ずに、ビジネスを諦めてしまう人にも出会って来ています。
もちろん、これはビジネスの世界に限らず、勉強・ファッション・アーティスト・俳優・芸術家など、あらゆる分野で言われていることではあるんですね。
この事について、結論から言ってしまうと、紛れもなく成功する人としない人の違いは『センスが良いか悪いか』でアンサーです。
要するに、『成功してる人やグングン伸びる人は、センスが良い』ということです。
まあ、こんな事を言われたら元も子もない感じがします。
『何だよ。結局、センスがある奴が成功する世の中なのかよ!』ってね。
でも、安心してください。センスは磨くことができます。つまり、誰でも”センスが良い人になれる”のです。
各言う、僕も最初はセンスが無くてダメダメな人間でした。
そんな人間でも一丁前にビジネスで成果を上げることができましたので、今日は『極限まで』センスを磨く方法について徹底解説してみたいと思います。
目次
1.センスとは?その正体に迫る
まず、センスとよく似た言葉で『才能』があります。
言葉というのは時代と共に意味が変化するので、一概に言うことはできませんが、センスと才能には明確な違いがあるのです。
そして、才能とセンスをごっちゃにしてしまうと、この先の内容が全然頭に入らなくなるので2つの違いを定義してしまいましょう。
まず、『才能』というのは辞書的な意味で、
引用出典:https://kotobank.jp/word/%E6%89%8D%E8%83%BD-508270
になります。
一般的に脳の思考回路や身体能力、あるいは身長などは生まれつきに決まっています。
つまり才能というのは思考回路や身体能力など遺伝子レベルで決定されるようなある種、『先天的』な要素が強いと導けるわけです。
一方、『センス』の広義的な意味は、
引用出典:コトバンク
になります。
上のような辞書的な言葉の通り、才能とセンスの明確な違いは『感覚(判断力)』にあります。
要は、感覚が鋭くなればなるほどセンスが良いと評価されるようになるわけです。
そして、この感覚(判断力)というのは生まれつきに決まっているわけではなく、『後天的』に磨く/身につけることができるのです。
実際、僕もWebマーケティングを活用して収益を上げることができましたが、最初から順調に結果が出せたかと言うと決してそんなことはありません。
特に僕なんてビジネスに取り組んだ当初は、寝食を忘れるぐらい作業に没頭しています。
僕がWebマーケティングに出会った時は、まだ学生という身分だったので自由な時間も多かったです。
なので、それこそ大学受験を猛烈に頑張る高校生すらドン引きするレベルの時間を費やして、ひたすらWebマーケティングを実践していました。
それでも、数ヶ月以上は目立った成果なんてまるで出せなかったので、
「俺ってセンスないのかな…」
と本気で悩んだりもしていました。
ただ、僕はある時を境に急激に成長することができ「俺ってセンスないのかな…」と言っていたのが嘘のように成果を出すことができるようになっていったのです。
センスがないと落ち込んでいた僕が結果を出すことができるようになったのは、才能のような先天的に能力が決まっている要素を羨む(うらやむ)のではなく、ひたすらにセンスを磨いていったからです。
つまり、まるで結果を出せていなかったダメダメな僕でも変われたということは、センスが『後天的に磨くことができる』という何よりの証拠になります。
センスは才能とはまた違った意味を含んでいるので、イメージもしやすいですね。
2.センスが良い人と悪い人の違いは『ココ』に出る!
では、センスが良い人と悪い人の違いとは一体何なのでしょうか?
実は2つを分ける要素というのがズバリ『質問』です。
更に細かく言えば、センスが良い人と悪い人を決定的に分ける差というのは『質問の内容』なんですね。
これは僕が出会ってきた何億と稼ぐ経営者たちもこぞって言っていることですし、既に一定の成果が出ている人からしても「確かに!」と聞いたら納得する部分だと思います。
実際、一定の成果を上げている人からしたら
「その質問はセンスが良いね!」
と質問力を瞬時に判断できますし、
「うーん、その質問の意図がよくわからない…」
といった具合にセンスが悪い質問も一瞬でわかります。
センスが良い人と悪い人というのは、質問の内容で圧倒的に差が出るわけですね。
事実、今までに僕も数百人以上の方とお話してきましたが、
「この人センスがある質問するな〜」
と思った人は例え実績がなくても数ヶ月後とかに大きな実績を出したりしています。
逆に、
「ちょっとこの人の質問は微妙だな〜」
と思った人のその後を追跡調査してみるとほぼ上手くいっていませんでした。
実際、センスの良し悪しというのはビジネス、あるいは他の分野においても結果に直結するといえます。
結果を出すために、あらゆる分野でセンスを必要とするからこそどうせならセンスが良い側に行けた方が得だということですね。
ではここで、センスが悪い人の質問例について少し見ていきたいと思います。
2-1.センスが悪い人の質問
まず、センスが悪い人の質問例に入る前にひとつ伝えておきますが、冒頭でも言ったようにセンスは磨くことができます。
なので、これから紹介する悪い質問例を目の当たりにして、
「うわ〜。その質問、俺言ってるよ〜。はぁ、俺ってセンスないんだ…」
と落胆する必要は全く持ってありません。
むしろ、ラッキーと捉えましょう。なぜなら、センスは磨くことができるので、今後はセンスが悪い質問をしないように意識できるからです。
それに、先ほども言いましたが僕も最初はビジネスがどうしようもなく上手くいきませんでしたし、センスも超絶に悪かったです。
でも、例え『今(現時点で)』センスが悪かったとしても人は成長する生き物なので、気落ちせずに読んでみてください。
それでは、話を戻します。
実は、センスが悪い人の質問というのはパターン化されていてその質問内容には『とある共通点』があります。
どういった質問なのかと言いますと、
- 「〇〇をやったら、どれぐらいで成果が出ますか?」
- 「この人は、3ヶ月で成果が出たようですが私にもできますか?」
- 「このノウハウやテクニックを学んだら、どれだけ効果がありますか?」
のように『将来に渡る結果を求めようとする質問』を発してしまう場合は、基本的にセンスが悪い質問だと見なされます。
僕もこれ系の質問は今までにもたくさん貰ってきました。
で、僕も頑張って返そうとするのですがこういった質問を貰った側の本音を言ってしまうと、『それはわからない』という一言で終わってしまうんですね。
なぜかと言いますと、
「未来に関することは誰にもわからないから」
です。
そもそも、人間は相手を100%完全に知ることはできません。
どこまでその人を理解しようとしても、完璧に人を理解することなんてできず、究極的に言って『察するレベル』までしか相手を知り得ないのです。
むしろ、人は自分自身すらも完全に理解できない生き物です。
つまり、自分すらも完全にわからずましてや相手の事を理解することも非常に難しいので、
「その人が ”どういった人” で ”何が得意” で ”どれだけ努力できる人間” なのか?」
のようにあらゆる情報が不足していることになります。
だから、その人がどんな人なのか情報が掴めないため『将来に渡る結果を求めようとする質問』というのに答えを求めようとしても無意味なんですね。
もちろん、本気で質問しているわけではなく、あくまで目安程度に聞いている人も少なからずいると思います。
それはそれで問題ないです。
しかし、未来のことが誰にもわからない以上、『将来に渡る結果を求めようとする質問』を相手に尋ねても良い応えは返ってこないのでこの手の質問は避けるべきと言えます。
3.センスが良い人の特徴
それでは、ひとえにセンスが良い人の特徴とは一体何だと思いますか?
勿体ぶらずに言いますが、センスが良い人というのは『物事に対して適切に優先順位が付けられる人』になります。
つまり、あらゆる状況に直面した際に『まずはこれをやろう。あれは後回し。』と物事を進むことにおいて適切な順番を付けられる人がセンスが良い人なんですね。
なぜ、優先順位が付けられる人がセンスが良い人と見なされるのか?
それは、僕たちの人生が選択の連続だからです。
3-1.結果が出る人と出ない人の違い
劇作家として有名なシェイクスピアは『人生は選択の連続である』という言葉を残しています。
事実、僕たちは日常の中で常に『選択』をしています。
これは僕も知った時に驚いたのですが、人間は1日の間におよそ9000回は選択をしていると言われています。要するに、僕たちはそれだけ膨大な数の選択肢を日常で選んでいるわけですね。
例えば、
- 朝起きようか、起きないか。
- 朝ごはんを食べようか、食べないか。
- スマホを見るか、見ないか。
- 電車に乗るか、乗らないか。
- 左に行くか、右に行くか。
など無意識のうちに判断してることも含めて選択をたくさんしています。
つまり、それだけ選択肢があるということは選択によってその後の結果が大きく変わると判断できるわけです。
実際、何かしらのノウハウや手法を手にしても直ぐに結果が出る人と出ない人がいます。
「直ぐに結果が出る人と出ない人の違いは一体何なのか?」と言ってしまえば、それは優先順位が付けられる人であり、その結果としてセンスの良し悪しが決まるのです。
つまり、ポンッと同じノウハウを渡されてもセンスが良い人と悪い人とでは、その後の『行動』が異なります。
センスが良い人は結果を出すために必要な行動が取れますし、『これは必要ないな』と思ったことは捨てる勇気があります。
また一方は物事に優先順位を付けず結果に直結しない行動もしたりするため、成果が出ないで終わってしまうこともあるのです。
物事に優先順位を付けることができた場合はゴールまで一直線で進めますが、優先順位を付けられなかったら道が逸れて、要らぬことをしてしまいます。
結局、同じノウハウやテクニックを手にしても人によって結果が異なるのは『優先順位の付け方が違う』からだと言えるわけですね。
3-2.センスが良い人ほど学び続ける
そして、センスが良い人は優先順位の付け方が上手いことに加えて、常に学び続けています。
結局、センスの良し悪しというのは相対的に決まるものです。つまり、センスが悪い人がいるからセンスが良い人がいるわけで、もしも世の中の人たち全員のセンスが統一されていたらセンスの良し悪しなんて指標は存在しないわけです。
だからこそ、センスが悪い側から良い側に行くために必要なのは『新しい知識を取り入れて、学び続ける』という選択を取ることです。どんどん知識を頭の中に取り入れていけば、それだけ思考力は格段に上がりますし、自分が選べる道も増えます。
先ほどもお伝えしましたが、センスが良い人は優先順位の付け方が非常に上手です。そして、適切に優先順位が付けられる理由は、それだけ知識を取り入れているからとも言えます。
知識がなかったら冷静な判断はできませんし、次に自分が何をすべきなのかがわかりません。
僕たちは1日の間に9000回も選択しているわけですが、9000回の選択肢のうち8900回ぐらい間違えた選択を取っていたら成功が著しく遅くなるのは容易に想像できますね。
だから僕たちは間違った選択を取る行動を8800回、8700回、8600回とどんどん減らして行くことが重要なのです。
段々と減らしていけば、常により良い選択を取り続けることになるので結果的にセンスが良い人になるようになります。
『センスが良い』というのは結果論なので、徐々にセンスを磨いていくようにしましょう。
4.センスを真の意味で磨く方法について
では、ここからは真の意味でセンスを磨く方法について解説してみたいと思います。
世の中にはセンスを磨く方法がたくさんありますし、そういった書籍なども出ています。
僕もセンスを磨く方法の書籍などを読み漁り、また自分自身のビジネス経験から導き出されたセンスを磨く方法というのが、
- 成功者の言葉を素直に実践する
- 無駄なプライドを捨てる
- 成功者の”今”の行動をそのまま真似することはしない
こちらの3つになります。上の3つを押さえることができれば、センスを極限まで高めていくことができますので、一つ一つ詳細に話していきたいと思います。
4-1.成功者の言葉を素直に実践する
まず、センスを磨いていくために必要なのは『成功者の言葉を素直に実践する』ということです。
最も多い傾向として挙げられるのが、ビジネスを自己流でやってしまうことなんですがこれでは成功は遠ざかります。なぜなら、成果が出ていない段階で自己流に走ったところで何が正解かわからないからです。
確かにインプットしたことを直ぐに行動に移すのは成功者の証ですし、僕が出会ってきた一流の経営者たちも学んだことを行動に移すのが尋常じゃなく早かったです。
しかし間違った情報を吸収したまま行動したところで、結局それは間違いでしかなく一向に結果に結びつかないんですよ。
これは僕も初心者時代にやってしまったミスなので、痛いほどわかります。
それこそ僕は大学生の時からビジネスを始めていましたので、無駄に時間だけはありました。
実際、1日十何時間もビジネスに没頭することも少なくなかったので、量という観点で見たら身体が壊れる限界ギリギリまでやった覚えがあります。
しかし全然結果が出ず、月に1万円すらも生み出すことはできませんでした。
何で結果が出ないんだ!!
落合
と思ったのは1回や2回ではなかったです。
実際、僕が1日10時間以上もビジネスをやっていたのに結果が出なかったのは、自己流で間違ったことをやり続けていたからというシンプルな理由でしかありませんでした。
大学受験をイメージしてみればわかりますが、日本史を1日10時間やったところで当の試験科目が世界史だったら確実に落ちますよね?
日本史を勉強したところで試験科目が世界史だったら的外れもいいとこなので、今まで行動した時間が全て無駄になるのです。
僕はこういった状況をビジネス初心者の頃はやってしまっていたんです。
もちろん、行動しないよりかは圧倒的に学びになりますが、間違ったことをやり続けていたらそりゃあ結果が出ないに決まっています。
だから、自己流でやることはオススメしませんし、間違った方向性で努力を続けても意味がないわけです。
そこで僕たちが意識しなければならないのは『成功者の言葉を信じ、言われたことを愚直に実践していく』ということになります。
まあ、成功者の言葉を信じてそのまま実践することに対して、何だかロボットのようで乗り気になれないという方も少なくないと思います。
しかし、自分よりも結果を出している方というのは、少なくとも自分以上に知識があって成功までのルートが見えています。
すでに成功のルートが見えている人の意見を素直に取り入れないのは、それこそ愚の骨頂だと僕は思います。
そして、+αとして覚えておくと得なのが素直に言われたことを受け止めて、直ぐに行動に移せると成功者にとてつもなく気に入られるということです。
言われたことをやらずに『いや、自分はこう思います!』と勝手に自己流へ走るのを見てしまうと、教えた側としては教え損になってしまうので一気にエネルギーが奪われる感覚を持ちます。
すると成功者から気に入られるのは難しくなってしまうので、やはり素直に実践していくのが大事になってきますね。
素直に行動してくれる人には教える側としても嬉しいですし、何より正しい行動をするようになるので結果的にセンスが磨かれていくのと同時に人脈も付いてきます。
つまり素直に実践していくだけで、人脈づくりにも自分のセンスを高めていくことにも繋がるのですね。
成功者の真似をすると『センスをコピー(模倣)』できるからおすすめです!
落合
4-2.無駄なプライドを捨てる
先ほどと関連して話していきますが、成功者の言葉をそのまま受け入れて、実行していくために必要なのが『自分が持っている無駄なプライドを捨てること』です。
人間誰しも生まれてから色んな経験をしてきていますし、その過程で形成していった『己の美学』というものがあったりするものです。
己の美学がいわゆる『プライド』になるわけですが、時としてプライドは成長を妨げる存在になります。
なぜ、プライドが成長を妨げる存在になるのかと言いますと、プライドがあることによって新しい情報を受け入れることができなくなるからです。
すでに自分の器の中には今までやり通してきたプライドで満たされているので、新しい情報を取り入れるための隙間がありません。
しかし古い情報を捨てて新しい情報を取り入れる循環を起こしていかない限りは、自分自身が変わることなんてありませんし、センスを磨いていくことができないのです。
そもそも現状のままでセンスが磨かれるのでしたらとっくの昔にセンスが良い人間になっていますし、成功者の仲間入りを果たしています。
結果が出ていないとしたら、今のままでは自分のセンスは磨かれないのです。
つまりここで押さえるべきなのは『現在の延長線上の未来に成功はない』という事実なんですね。
現在の延長線上の未来に成功がないからこそ無駄なプライドは捨てて、成功者の言葉を信じて行動していく必要があるわけです。
もちろん無駄なプライドは捨てるのが大事ですが、『誇り』や『志』を曲げることはしなくてもいいです。
そこのバランスは難しいところなんですが、僕がここで言いたいのは、今まで自分が持っていた価値観や常識というのは疑ってかかる必要があるということです。
例えば何て事のないコンビニで売ってるような100円のコーラでも1,000円で売ることができると聞いたら、あなたはどのような感想を持ちますか?
そんなの嘘だ!100円のコーラを1,000円で売るなんて絶対無理!!
Mr.ネコ
という反応がくるのが常識的に考えられますが、高級ホテルのリッツカールトンでは実際に1,035円でコーラが提供されています。
これは【100円のコーラを1,000円で売る方法】という超有名なビジネス本の中で紹介されている事例なので、もしかしたらすでにご存知の方もいるはず。
上の画像は僕が所有している【100円のコーラを1,000円で売る方法】のコミック版になります。かなり読みやすいですし、マーケティングを学ぶビジネス書としても勉強になるのでオススメです。
で、実際に高級ホテルのリッツカールトンでは種も仕掛けもないコーラを1,035円で提供しているわけですが、何で100円でも買えるコーラが10倍の値段で提供されているのでしょうか?
これは『”リッツカールトン”でコーラが飲める』という体験価値がそこに付与されているから10倍の値段でモノが売れるのです。
コーラはルームサービスで頼めるのですが、最適な温度で冷やされライムと氷が添えられたコーラには1,035円という値段を払う価値があるからこそリッツカールトンはこの価格帯に設定しているわけです。
例えばリッツカールトンじゃなくても海の家やディズニーランド、あるいは祭りの屋台とかでも飲み物は500円以上で売られているのはよく見る光景だと思いますが僕たちは普通にためらいもなく買います。
常識的に見ればありえないことでも一歩下がって考えてみることで、常識じゃなくなっていることなんて世の中には多く存在しています。
だから常に僕たちは自分の価値観や常識は疑ってかかる必要がありますし、無駄なプライドは捨てて新しい知識を取り入れていく必要があるのですね。
4-3.成功者の”今”の行動をそのまま真似することはしない
センスを真の意味で磨くためには、成功者の言葉を受け入れて素直に実践していくのがとても大事なんですが一つ注意点があります。
それは『成功者の”今”の行動をそのまま真似することはしない』ということです。
確かにセンスが良い人というのは適切な優先順位が付けられる人なので、成功者のセンスをそのままコピーしようとします。
しかし成功者が実践している行動が必ずしも現状の自分に役に立つかはわからず、むしろ逆に成功を遠ざける可能性もあるのです。
例えば、尊敬する成功者が、
俺はメモなんて取らん!一度聞いただけで覚えられるからな!
成功者
と言っていたとしましょう。
で、この言葉を真に受けて『よし!じゃあ自分もメモは取らない!』と判断するのが果たして適切なのか、ということです。
この場合、成功者が一度聞いただけで覚えられるスキルがあるからこそ成り立ってるだけであって、自分がいきなり同じようなことをしても無意味になる可能性が高いです。
例えば僕も今よりもずっと実力がなかった時、尊敬している経営者(Aさん)とこんなやり取りをしたことがあります。
何で落合さんは、そんなに集客を頑張ってるの?
Aさん
いや〜、アクセスを稼がないとメルマガ読者も増えないので、今は集客に力を入れています。
落合
なるほどね。確かに集客に力を入れる理由はわかるけど、ビジネスにおいて集客はそこまで重要じゃないよ。
Aさん
え?!そうなんですか??
落合
だって、アクセスがあっても商品が売れなきゃ意味ないでしょ?
だから集客に力を入れ過ぎるのもダメなんだ。それに口コミとかでアクセスは勝手に集まったりもするから変に力を入れ過ぎない方がいいんだよ。
Aさん
なるほど!(流石だな〜)
落合
とまぁ、こんな会話をしていたことがあります。
で、確かに僕は一時期、めちゃくちゃ集客に力を入れていて『集客が第一だ!』という価値観を持っていました。
しかし尊敬している経営者の方からしてみたら、僕の視点というのは少しずれていて本当に大事なのは集客ではないことを教わったのです。
ただし、ここで重要なのは、
「集客が最優先事項ではないにしろ、集客に対して手を抜いていいという話にはならない」
ということです。
これは決して僕が尊敬しているAさんに対して反抗しているわけではなく、当時の僕とAさんでは集客方法に対する次元(レベル)が根本的に異なっていたのが要因です。
先ほどの会話の中でもありましたが、Aさんは『口コミとかでもアクセスは集まってくる』と伝えています。
確かに口コミで集客ができたら最強なんですが、当時の僕は別に有名人でもなければ露出しているわけでもなかったので(今でも有名じゃないですがw)口コミでアクセスを集められるほどの実力がなかったんです。
だから、僕がAさんの言葉をそっくりそのまま信じて、
よし!集客なんてやーめた!
落合
とアクセスを集めることに対して、全放棄していたら絶対に成果は出なかったです。
集客を放棄したらそもそもアクセスが来ませんからね笑
最早、商品を売る云々の話ですらなくなってきます。
だから、真の意味でセンスを磨くためには、
「成功者の”今”の行動をそのまま真似する」
ということはせず、
「成功者が”なぜその行動を優先するのか?”という裏のプロセスを紐解いていく」
これが大切なのです。
つまるところ成功者の思考を紐解き、行動のアルゴリズムを解明していくことでセンスは磨かれていくわけですね。
5.センスを磨く方法のまとめ
さて、センスを磨く方法について様々な視点から説明してきたわけですが、冒頭でも伝えた通りセンスというのが誰でも磨くことができます。
僕も今でこそ『センスを磨く方法とは?』なんて記事を書いていますが、ビジネスを始めた当初なんて酷かったですからね笑
センスの欠片もないのが自分でもわかったので、センスを磨くために色々と試行錯誤してきたのは事実です。
とにかくセンスを真の意味で磨くためでしたら、今回の記事で紹介したポイントを意識していけば磨かれていきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
それでは、今日はこの辺で!