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バンドワゴン効果の意味と具体例|意図的に人を動かす悪魔の心理学

 
バンドワゴン効果の意味と具体例|意図的に人を動かす悪魔の心理学
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落合えいた
職業:ゼネラルマーケター(ゼネラリスト×Webマーケター)。特定の分野・スキルに依存せず、マーケティングの原理原則に基づいたビジネスを実践。現在は、Webマーケティングを軸に、世の中の『価値の総量』を上げていくことを追い求めています。
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ねぇ、落合君。 新作の〇〇っていう映画はもう観た?

Mr.ネコ

何それ? まだ観てないけど面白いの??

落合えいた

めっちゃくちゃ面白いよ! 僕の周りの友達とかも全員観てるし、今テレビやネットでも話題になってるじゃん!

Mr.ネコ

え…? そんなに話題になってるの?

落合えいた

そうだよ! これ観ないと時代に取り残されるってぐらいに流行ってる!

Mr.ネコ

本気マジで?! そんなに皆が観てるなら観ようかな〜

落合えいた

こんにちは、落合えいたです。

今日は『バンドワゴン効果の意味と具体例|意図的に人を動かす悪魔の心理学』について記事を書いていきます。

で、先ほどちょっとした会話劇を披露したのですが、この手の会話ってよく耳にしたりしませんか?

僕は友人とこんな会話をしたことが割とありますね。

実際、日本人は流行り物が好きになる傾向があります。

だから周りが盛り上がっている様子を見たら、自分もそこに乗っかりたくなるのです。

ちなみに、このような現象を行動心理学では『バンドワゴン効果』と呼びます。

バンドワゴン効果はビジネス(マーケティング)のド基礎と言ってもいいぐらい、様々な場面で使われており、心理学の中でもかなり有名な部類です。

しかも、このバンドワゴン効果は『知ってても流行り物に乗っかてしまう』のです。

現に僕も自分が興味がなく、バンドワゴン効果だとわかっていたとしても『流行り物(盛り上がってる)』というだけで商品やサービスを買うことがあります。

バンドワゴン効果を使いこなすことができるようになると、ビジネスも上手くいきやすくなりますね。

なので、今回はバンドワゴン効果を実践で使えるようにするためにも、基礎や具体例などについて解説していきたいと思います。

1.バンドワゴン効果とは?

バンドワゴン効果とはアメリカの経済学者ハーヴェイ・ライペンシュタインが提唱したもので、

「支持する者が多ければ多いほど、対象物への支持が上がる」

といった群衆心理のひとつです。

そもそもバンドワゴンとは、パレードの先頭で指揮を取る楽隊車のことを指します。

その車に人が乗り込む様子と似ていることから『バンドワゴン効果』と名付けられました。

バンドワゴン効果の意味と具体例|意図的に人を動かす悪魔の心理学

引用出典:Wikipedia

で、なぜバンドワゴン効果がここまで人間心理に影響するかと言いますと『元々、人間が集団で生活を営む習性があったから』です。

1-1.バンドワゴン効果の起源

まず、僕たちは遥か昔から個人で行動はせずに、集団で行動する生き物でした。

特に昔なんて大型の動物を狩るためでしたら一人では無理なので、他人の力を必要としていたのです。

だから、実は人間には『帰属意識(集団に属していたい気持ち)』が根源的な欲求として体に刻み込まれているのです。

よく聞く言葉で『人は一人じゃ生けていけない』なんてものがありますが、これも帰属意識があるからこそ成り立ってる言葉です。

つまりバンドワゴン効果は誰しもに備わっている『帰属意識』に訴えかける心理現象だからこそ、絶大な効力があるというわけです。

1-2.バンドワゴン効果で安心感を演出する

バンドワゴン効果は流行り物に乗っかる心理現象です。

なので、結局は『みんなと同じがいい』という同調圧力が根本にあります。

僕たちの国民性で言えば、誰かが『これはAだ!』と決めつけたら周りの人も『Aだ!』と同調しやすいです。

仮に自分だけ違う意見を言うと白い目で見られて、除け者にされる危険性があります。その危険から守るためにも周りに同調しようとするのです。

集団に属していたいという心理効果を巧みに操るのが『バンドワゴン効果』の基本原則になります。

要は何かしらの商品を販売する時においても、

「すでに100人の方が申し込んでくれました!」

と言うだけで行動意識を与えることに繋がるのです。

消費者側から見て、『100人も申し込んでいるなら悪い商品じゃないかな?』という心理が働きますので、セールス文句として非常に効果があります。

『周りも動いているから自分も正しい行動をしている!』と相手が思うようになるので、『安心感』を与えることができるようになるのです。

ちなみに安心感は言うなれば、『損をしたくない』という感情とかなり似ています。

『損をしたくない感情』を利用した心理効果は『プロスペクト理論を身近な例を用いて解説!マーケティングに応用するには?』こちらの記事で解説してます。

バンドワゴン効果と同様に強力な心理効果ですので、よければご覧ください。

2.バンドワゴン効果と類似した効果

では、次にバンドワゴン効果と類似した効果、あるいは混同されがちな効果を解説していきたいと思います。

2-1.バンドワゴン効果と社会的証明

バンドワゴン効果とよく似た心理効果に『社会的証明』というものがあります。

厳密に言えば、バンドワゴン効果と社会的証明は異なる意味を持っていますが心理現象としてはほとんど同じです。

社会的証明とは『社会的に証明されたものであるなら信用される』という意味です。

例えば、冒頭の会話での映画を観に行く一連の流れはバンドワゴン効果でもありますし、社会的証明の現象でもあります。

つまり、流行り物というのは皆が評価するから流行るわけなので、それは既に社会的に認められたものであると無意識に感じ取るのです。

バンドワゴン効果の意味と具体例|意図的に人を動かす悪魔の心理学

あとはテレビCMとかも社会的証明のひとつです。

テレビCMをやってる商品やサービスであるなら『変なものではない』という意識が働くので、CMで紹介されているだけで安心感が出るのです。

あとは、人気芸能人を広告塔に使う企業もありますが、これも芸能人を起用することで安心感を与えて商品を購入してもらうといった目的があります。

バンドワゴン効果と社会的証明は非常に密接な関係にありますので、どちらも押さえておくのがいいでしょう。

2-2.バンドワゴン効果とアンダードッグ効果

バンドワゴン効果と類似した効果と判断されがちなのが『アンダードッグ効果』と呼ばれるものです。

しかし、アンダードッグ効果は社会的証明とは全然意味が異なるので、ここで押さえておきましょう。

アンダードッグ効果とは『社会的に弱い立場に立たされた者に同情が集まる』という心理で、決してバンドワゴン効果のように群衆が飛びつく心理ではありません。

例えば、人気絶頂だった有名人が不祥事を起こしたら一気に総叩きが発生します。

でも、途中から叩いていた群衆は『ちょっとやりすぎた…』と気づき始め、叩かれていた有名人に同情票が集まるようになります。

アンダードッグ効果は別名『負け犬効果』とも呼ばれていますが、同情票を集めることで支持されるようになるわけです。

アンダードッグ効果を有名人側が上手く利用できると、落ちた人気を復活させることができます。

と言いますか、落ちた人気を復活させる方法ってアンダードッグ効果以外ありません。

再び人気者になるためでしたら、いかに上手く同情票を獲得していくかが重要事項だと言えますね。

ちなみにアンダードッグ効果は、いわゆる『弱者の戦略』の部類に入りますが、弱者の戦略を扱えるようになるとビジネスは本当に上手く運びやすくなります。

そんな弱者の戦略に関しては『ランチェスター戦略の意味や事例とは?弱者が強者に勝つ唯一の方法』こちらの記事で詳しく解説していますので参考までにどうぞ。

とまぁ、こう見ると、アンダードッグ効果はバンドワゴン効果とは真逆の心理現象になりますので、意味を混同しないように注意しましょう。

3.バンドワゴン効果の具体例

では、次にバンドワゴン効果の具体例を見ていきたいと思います。

これまでもバンドワゴン効果の例を交えながら軽く紹介してきましたが、さらに理解を深めていくためにもいくつか具体例を用意しました。

ということで、今回は、

  1. 行列店
  2. SNS
  3. 本屋

上の3つについて紹介していきたいと思います。

3-1.具体例その1:行列店

街で見かける『行列店』は、もろにバンドワゴン効果の心理が起きます。

バンドワゴン効果の意味と具体例|意図的に人を動かす悪魔の心理学

街中で行列を見かけると、

「こんなに行列が出来てるってことは人気なのか?」

と人は思うようになるので、行列が行列を呼ぶ形になるのです。

もちろん、行列ができるということは、提供してる商品なりサービスなりが良いというのが前提です。

だから、自分のお店を開いて行列を起こさせたい場合は、まずは自分のお店が提供する商品の質を上げるのが最重要課題となります。

3-1.具体例その2:SNS

バンドワゴン効果の具体例としては『SNS』もあります。

SNSというのはTwitterやFacebook、あるいはYouTubeなども当てはまりますが、ここでバズると一気に注目度が上がります。

バズるとはインターネット上で爆発的に多くの人に取り上げられることです。

バズるということはそれだけユーザーが支持しているという意味になるので、これもバンドワゴン効果と言えます。

あとは、フォロワーの数とかもバンドワゴン効果と言いますか社会的証明が働きます。

要するにアカウントの質はともかくとして、フォロワーの数だけでも多ければ『このアカウントは皆から支持されてるからきっと有力な人に違いない!』と群衆は思うのです。

そうすると、発言力が一気に上がるため意図的に投稿をバズらせることも可能になります。

3-1.具体例その3:本屋

さて、街中で見かける『本屋』があると思いますが、実は本屋でもバンドワゴン効果を取り入れた戦略をよく行なっています。

それが『本の平積み』です。

バンドワゴン効果の意味と具体例|意図的に人を動かす悪魔の心理学

引用出典:http://blog.livedoor.jp/honblo/archives/cat_50145191.html?p=3

本屋に行くと大量の本が平積みされている光景をよく目にすると思います。

本が平積みになっている状態で『今、売れてます!』みたいな文言が添えてあるだけでも、

「あ、この本は面白いのかな?」

と来店した人の興味を引かせることができるので、バンドワゴン効果が利用できます。

ただし、本が平積みされてる状態がいつまでも続くと『本が全然売れてないのではないか?』といった真逆の印象を抱く人もいるので、ここら辺はバランスが重要です。

4.バンドワゴン効果をビジネスに応用する方法

それでは、バンドワゴン効果をビジネスに応用する方法について解説していきます。

バンドワゴン効果というのは『人気がある(人が注目してる)』という雰囲気を出すのが大事です。

例えば、予備校の勧誘文句に『現役東大〇〇人合格!』みたいなものってよく見かけると思います。

これは東大を目指してる人にとっては、

「こんなに東大を輩出してる予備校なんだからきっと信用できる!」

と思って入塾を決意するだろうし、仮に東大志望じゃない高校生が見ても、

「東大生をこれだけ出してるなら、他の大学にも絶対に合格できる!」

と思うようになります。

つまり、その謳い文句に引かれて『俺も乗り遅れないようにしよう!』と無意識に感じることがバンドワゴン効果に繋がるのです。

では以上を踏まえて、バンドワゴン効果の応用例を紹介していきますね。

4-1.Webメディアにおけるバンドワゴン効果戦略

Webメディア(ブログやSNSなど)において、バンドワゴン効果は非常に使いやすいです。

例えば、ブログで何かしらの商品を紹介する時などに、

  • 「既に僕の元から多くの購入者が出ています!」
  • 「購入者の〇〇さんからの感想を載せます!」

などの文言がバンドワゴン効果となって読者の心に響きます。

特に購入者の声は効果としては強いです。

なぜなら、既に体験した人の感想なのでその使用感に嘘はないからです。

だから、テレビ通販とかでも商品紹介の間に個人の感想を出すところがありますが、あれは結局、バンドワゴン効果などの心理効果を演出しているのです。

4-2.バズマーケティング

また、バンドワゴン効果を最大限に引き立たせる戦略に『バズマーケティング』があります。

バズとは口コミのことですが、口コミはもろにバンドワゴン効果としてユーザーに響きます。

例えば、飲食店を開業するとしたら食べログに載せるのは今の時代必須なんですが、食べログはお客さんの口コミで飲食店が評価されます。

ここで評価が良ければそのまま『美味しい』と断定するユーザーが多いので、点数が高ければ口コミが起きやすくなるのです。

もちろん、これはバズマーケティングの一例であって、口コミの戦略は様々な業種業界で取り入れられています。

バンドワゴン効果を利用することで、広めたい商品やサービスを普及させることもできるので重要な心理だと言えます。

5.バンドワゴン効果は「悪魔の心理学」になり得る

バンドワゴン効果はここまで説明してきた通り、めちゃくちゃ重要な心理効果なんですが、ひとつ注意点があります。

それが『バンドワゴン効果は使い方を間違えると顧客を不幸にする』ということです。

そもそもバンドワゴン効果は『自分も乗り遅れないようにしよう』という心理を利用して、顧客を誘導する心理テクニックのひとつです。

つまり『嘘をつこうと思ったらつけてしまう』のですね。

例えばバンドワゴン効果を使えば、全然売れてもいない質の悪い商品ですら売ることができてしまいます。

要するに、別に売れてもいないのに『購入者が続々と増えています!』などとユーザーを煽ることができてしまうというわけです。

しかも、顧客からは本当に売れてるかどうかは確かめようがないので、この言葉を信じて商品を購入することだってあるのです。

だからバンドワゴン効果は使い方によって『悪魔のようなテクニック』にもなってしまいます。

なので、顧客を不幸にさせないためにもバンドワゴン効果を使うときは、細心の注意を払って活用してください。

まとめ

バンドワゴン効果は日常のあらゆるシーンで見かける非常に身近な心理効果です。

あらゆるシーンで活用されているからこそ、無意識のうちにバンドワゴン効果によって僕たちは誘導させられていたりします。

で、別に心理テクニックというのは使い方を間違わなければ、顧客満足度を上げられる優れた手段です。

逆に先ほど説明したように、使い方を間違えてしまうと『悪魔の心理学』にもなり得るので、むやみやたらに心理テクニックを活用するのは避けなければなりません。

ただし、人間心理を理解することができればビジネスは非常に上手くいきやすくなりますし、日常生活でもコミュニケーションが取りやすくなるのも事実。

なので僕の方でも役に立つ心理効果についてはいくつか記事にしています。

心理テクニックを活用する時は、ユーザー視点に立って使うようにしましょう。


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