承認欲求の原因とは?強い人の特徴や心を満たす3つの方法について

こんにちは、落合です。
今日は『承認欲求の原因や特徴とは?欲求が強い人でも心を満たす3つの方法』について書いていきます。
承認欲求とは簡単に言ってしまうと『他人から認められたい欲』のことです。承認欲求は僕たちが生きている限り、必ず感じ続ける根源的な欲求の一つであって、決して無視することができないものです。
特に承認欲求に関しては『限界』がないので、無限に承認を欲するようになります。
各言う、記事を書いている僕自身も承認欲求の塊みたいな男でした。
勉強、スポーツ、ビジネスなど。
何でもかんでもとにかく周りの目を気にして生きてきたので、『承認欲求を追い求めていた人生』だと言っても過言じゃないです。
だからこそ、心を満たすために実践してきたこともあります。
そこで今日は承認欲求が強くて困っている人に向けて『承認欲求の満たし方』を中心に書いていきたいと思います。
1.承認欲求とは?
冒頭でも書いた通りですが承認欲求とは、
「他人から認められたいと思う欲求」のことです。
例えば、
- 「好きな女の子からカッコいいと思われたい」
- 「良い大学や良い企業に入って、皆から称賛されたい」
- 「自分をバカにしてた人を見返したい」
などこれらは全て承認欲求から来る思いです。
承認欲求が満たされれば、自分の気持ちも満足感に浸るわけです。
ちなみに僕がビジネスを始めた理由のひとつは、3つ目の『自分をバカにしてた人を見返したい』という気持ちです(笑)
死ぬほどイジメられてたとか、バカにされてたわけじゃないんですけどね。
例えば僕が友人に対して、
「俺、起業するわ!」
と言ったら、
「そんなの無理無理w」
などの言葉は普通に返されたりしましたので、相手を見返したい気持ちが闘争心に火をつけた感じがあります。
こうやって考えてみると、僕のビジネスを始めた理由は割と不純と言えば不純に満ちています。
落合
1-1.承認欲求は人間として当然に持っているもの
承認欲求を持つことに対して、かなり不快感を持っている人は多いと思います。
現に僕も承認欲求の塊だった頃から、承認欲求を捨てられない自分に腹が立ったりしましたからね。
承認欲求を捨てようとどれだけ考えても、中々捨てられませんでした。
本当に承認欲求は厄介すぎる感情(欲求)です。
でも、承認欲求を持つこと自体は人間として当然なんです。
そもそも承認欲求というのは『マズローの欲求5段階説』の中に堂々と入っていますからね。
(画像出典:https://ferret-plus.com/5369)
マズローの欲求5段階説とは上の画像のように、
- 自己実現欲求
- 承認欲求
- 社会的欲求
- 安全欲求
- 生理的欲求
の5段階の欲を表したものです。
5つの欲求に関しては誰もが持っているとされる根源的な欲求なのですが、上から2つ目に承認欲求があります。
マズローの欲求5段階説から見ても、承認欲求を持つこと自体は自然なことなんですね。
1-2.承認欲求には『自己承認』と『他者承認』がある
承認欲求には大きく分けて2種類の承認があります。
その2つが『自己承認』と『他者承認』です。自己承認とは『自分で自分を承認すること』です。
例えば、
- 「今日の俺は絶好調だ!」
- 「テストで100点取った!私ってすごい!!」
- 「今日は課題をここまで終わらせた!俺もやればできるじゃん!」
と、自分を自分で褒めたり、認めたりすることは全て自己承認に入ります。
特に物事をマイナスに考えてしまうネガティブ思考の傾向が強い場合は、極端に自己承認が少なくなるので、愛情に飢えたりする場合もありますね。
逆に他者承認とは『他人から認められたい欲』のことを言います。
恐らくこの記事を読まれている方の多くは、自己承認ではなく『他者承認』をどうにかしたいと思っているはずです。
僕たちは社会の中で生きている限り、絶対に他人と自分を比較します。
だから『他人から見た自分の評価』をムチャクチャ気にするのです。
僕たちは”他者承認を満たすために生きている”といっても過言じゃないので、他者承認を満たす方法を考えることが、そのまま承認欲求を満たすことにも繋がるわけですね。
2.承認欲求の原因って何?
そんな承認欲求ですが、何が原因となって考えるようになるのか、今一度詳しく見ていきたいと思います。
2-1.太古の昔の生活に影響されている
承認欲求が根源的な欲求としてある原因は、元々人間が集団で生活する生き物だったからです。
原始時代から人間は個人で生きていくことはできなくて、集団の中で生きてきました。
獲物を取るにしても、大型の動物であれば一人じゃ狩ることはできません。
一人一人に役割を与えて、全員で獲物を狩るようにしたのです。
だから、人間の根源的な欲求の中には『帰属意識(集団に所属していたい意識)』があるのです。
つまり他人を必要とする欲求が脈々と受け継がれてきているから、承認欲求も当然のごとく生まれるわけですね。
2-2.親からの愛情不足が承認欲求を強める
また、承認欲求が強い人の過去を探ってみると、『幼少期の愛情不足』が主な原因だとわかっています。
子供の時に親から十分な愛情を貰えなかった場合、大人になってから承認欲求が強くなる傾向にあります。
特に0歳〜3歳前後の間が重要で、この時期に親との関係が良好じゃないと、承認欲求が強い大人に成長してしまうのです。
0歳〜3歳までの期間で人格などが決定されていくので、今後の成長にも強く影響します。
で、例えば子供を立派な大人に成長させてあげたいという思いがあると教育に熱が入ることがあります。
しかし、厳しい環境で教育すると子供を褒める機会が極端に減るため、承認欲求が強い大人になる可能性が高いのです。
また、逆に過保護や過干渉が影響して承認欲求が強くなることもあります。
何事もバランスが重要なんですが、子供が親によってコントロールされる環境で育った場合は、多かれ少なかれ承認欲求を持つ大人に成長していきますので注意が必要です。
2-3.他人の目を気にして生きてきた
親からの愛情不足に関係していますが、『他人の目を気にして生きてきた人』も承認欲求が強くなる原因になります。
自分以上に他人の目線を優先するので、
- 「これをやったら親(友人)が喜ぶだろう。」
- 「これをやったら周りから変な目で見られる。」
などと考えながら常に行動するようになるのです。
他人を喜ばせたい気持ちや周りの目を気にする思考は、結局のところ『自分が褒められたいと願う』のと大差ありません。
だから他人の目を気にして生きていると、
「もっと相手を喜ばせよう!(もっと他人から褒められたい!)」という気持ちがどんどん強くなるので、承認欲求もそれに比例して大きくなっていくのです。
2-4.プライドが高い
承認欲求が強い最大の原因は『プライドが高いこと』です。プライドっていうのは今まで自分が作り上げてきた価値観やエゴのことですが、承認欲求が強い人は総じてプライドが高い傾向にあります。
承認欲求が強い人は『身近な人』や『自分の手が届きそうな人』、あるいは『活躍してる有名人』と自分を比べたりしがちです。
人と比べると自分が足りていない要素が浮き彫りになってしまうので、承認を求めるようになります。
特にプライドが高い人がよく抱いている感情が、
「俺(私)だって本気出せばそれぐらいできるよ。」
といった気持ちです。
活躍してる人を見たりすると、ついついプライドが邪魔して承認欲求を強めるのです。
で、この感情自体は僕も死ぬほど経験してきています。
例えば大人になっていくに連れて、同世代で活躍している人がメディアを通して目立ってきますよね?
だから僕は活躍してる有名人を見て、
「俺だって、ちょっと本気出せばあれぐらい…」
とか思っていたりしました。
ぶっちゃけ客観的に当時の自分を見たら、マージで恥ずかしいです(苦笑)
だって自分は何も成し遂げていないのに勝手に成功者を妬んでるんですよ?
ホントに滑稽です。
プライドが高いと自分を認めてもらいたい気持ちも強くなるので、必然的に承認欲求が強くなる原因にも繋がりますね。
3.承認欲求が強い人の特徴
では実際に承認欲求が強い人にはどんな特徴があるのか?
軽く見ていきたいと思います。
3-1.自己顕示欲が強い
承認欲求が強いと、自己顕示欲が強くなりがちです。自己顕示欲というのは『自分を見てくれ!』といった、注目を浴びたい欲望のことです。
例えば自己顕示欲が強いと、自分中心の話をしがちで他人の話を聞かなかったりします。
また、極端に負けず嫌いで勝負事になった時、たとえ自分が負けてもその負けを頑なに認められません。
承認欲求が強いと承認が満たされることが殆どないので、自己顕示欲も必然的に強くなっていくわけです。
落合
3-2.SNSで自分語りを始める
自己顕示欲と似ていますが、ツイッターやフェイスブックで自分語りをするのも承認欲求が強い人の特徴です。
「え?自分語りするだけで承認欲求が強いって判断されるの?」
と思われる方もいるでしょうが、そもそもSNSを通して自分語りする必要ってありますか?
僕たちは生きていく上では、SNSを使って自分語りをする必要が全くないのです。
SNSを使うということは、
- ツイッターでの『いいね』『リツイート』
- フェイスブックでの『いいね』『シェア』
などの評価を少なからず気にしているといっても過言ではないので、他人からの承認を求めているわけです。
特にSNSの場合は、”自分のいいねの数”も”相手のいいねの数”も全て数値化され、誰もが見ることができます。
つまり自分と相手を気軽に比較できてしまうので、SNSを通した『比較の気軽さ』が承認欲求を強めているのです。
3-3.根が真面目
承認欲求が強い人の中には『根が真面目な人』が非常に多いです。
原因のところでも書いたのですが、承認欲求を求めている人は他人の目を気にして生きてきた過去があります。
他人の目を気にして生きてきたので、相手を失望させないように『気配り』を陰ながらやってきているのです。
正直、客観的に見れば真面目な人ほど表では涼しい顔をしているので、一見して承認欲求が強いと感じません。
しかし根が真面目な人は逆に承認欲求が強い人の特徴でもあるわけですね。
3-4.ネガティブ思考
承認欲求が強い人は『ネガティブ思考』の傾向にあります。ネガティブ思考は、物事をマイナスに考えがちな思考のことを言いますが、ネガティブ思考が強いと気分が落ち込みやすくなります。
例えば、社会人になって大きな成果をあげたとしても、
「いやいや、僕なんてまだまだですよ…」
と謙遜したりします。
まぁ、謙遜自体は全然悪いことではないのですが、あまりにも自己肯定感がなさすぎると思考が確実にネガティブになります。
しかも承認欲求が強いとなると、『承認が満たされた』と呼べるハードルも高くなるので、ちょっとやそっとでは心が満たされません。
だからネガティブ思考で気分が落ち込みやすいと、承認欲求がどんどん強くなるのです。
3-5.目立ちたがり屋
承認欲求が強い人の特徴としては『目立ちたがり屋』が挙げられます。
で、目立ちたがり屋というと、
- SNSで自分語りをする
- クラスの中心人物
- グループのリーダー
など、文字通り目立った行動を取る人物をイメージすると思います。
しかし、表立って目立つような行動をする人だけが承認欲求が強いわけではありません。
『目立ちたいと心の中で思っている人』も承認欲求が強い傾向にあるのです。
つまり本当は目立ちたいけど、目立つ行動を取るのが気恥ずかしくて出来ないパターンの人も承認欲求を欲していたりします。
なので、表立って目立っているかどうかは関係ありません。
目立っている人を見て、少しでも『羨ましい』という気持ちがある場合は承認欲求が強いということです。
4.承認欲求を満たす3つの方法について
承認欲求は手が付けられないイメージが強いのですが、心を満たす方法もしっかりとあります。
そんな承認欲求を満たす方法は、大きく分けて3つありますので順番に解説していきますね。
承認欲求を満たす方法①:相手にも自分にも期待しない
承認欲求が強くなる原因として多いのが『期待が裏切られること』です。
例えば僕もビジネスをやっていて、
「この記事は自信作だから評価も得られるんじゃないか?」
と思ったことが何度もあるのですが、蓋を開けて見たら全く評価を受けないなんて腐るほどあります。
あとは高校の時の定期テストで自分的には90点ぐらいの手応えを感じていたけど、返ってきた点数が60点とかでムチャクチャ悲しくなったりしたことも(苦笑)
僕の経験からも言えるのですが、人間は期待が裏切られると酷くダメージを受けます。
しかも『期待した出来事は逆に良い結果が得られない』というパラドックスもしょっちゅう置きますので、承認欲求を満たす方法としては、
「相手にも自分にも期待しない」という意識を持つのが大事なんです。
相手にも自分にも期待しなかったら、そもそも裏切られる感覚を持つことが無くなります。
だから承認欲求を満たす方法としては、相手にも自分にも期待しないようにするべきなんですね。
承認欲求を満たす方法②:自己肯定感を高める
承認欲求を満たすためには自己肯定感を高めることも必要になってきます。
「あれ?
でもさっき、自分に期待しないようにって言ってませんでした?」
と思われる方もいるでしょうが、意味が少し違います。
『自分に期待しない』の真意は、『結果を求めない』という意味と似ています。
例えば僕はこうしてブログ記事を書いていますが、
「ブログ記事は書いたら書いた分だけ成果が出る!」
、、、というわけではありません。
ブログ記事の場合は、ブレイクスルー(臨界点)がどこにあるか不明な場合が多いのである日突然、成果が出たりするのです。
つまり、常に自分に期待してると、
「あ〜、また結果が出なかったよ…
俺ってやっぱりダメな奴なんだな。」
と弱気になって落ち込むので、結果が出ている他人を妬ましく思い、承認欲求がどんどん強くなっていきます。
なので自分に期待しすぎると、頻繁に期待を裏切られるので一向に承認欲求が満たされないのです。
『存在承認』とも言いますね。
そもそも自分の存在価値を認めないと『俺はダメな人間なんだ…』と思うようになるので、一向に自分の承認欲求が満たされません。
ちなみに日本人は他国と比べて、極端に自己肯定感が低いというのが統計結果として出ています。
以下は国立青少年教育振興機構が行った意識調査の一つです。
国立青少年教育振興機構が実施した、日本・アメリカ・中国・韓国の高校生を対象とした調査結果で、日本人の自己肯定感の低さが明らかになりました。
「自分はダメな人間だと思うことがある」という質問に対して、「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した4つの国の割合が以下です。
- 日本人:72.5%
- 中国:56.4%
- アメリカ:45.1%
- 韓国:35.2%
意識調査の結果、日本人の実に7割が「自分はダメな人間」だと思っているのが判明したのです。
他の3カ国と比べてもぶっちぎりで自己肯定感が低いのが日本人の特徴でもあります。
まぁ、僕自身もムチャクチャ自己肯定感が低かったので、7割の中に入っていたんですがね(笑)
落合
自分を大切にできれば承認欲求を満たせられて、自己肯定感を高めていけるのです。
、、、とは言ったものの『自分を大切にするのが難しいんだよ!』と思う方もいることでしょう。
ぶっちゃけ僕が客観的に見ても同じように思いますので。
正直、自己肯定感を高める方法については、一長一短で身につけられるものではありません。
パッと身につけられたら、そもそもこの記事に辿り着いていませんからね。
というわけで、自己肯定感を高めていくための方法については僕の無料メール講座で語っていこうと思います。
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承認欲求を満たす方法③:承認欲求を無理やり捨てない
承認欲求を満たすために必要なのが『承認欲求を無理やり捨てない』ことです。
承認欲求が強いと心が満たされない日々が続くので、『承認欲求を捨てたい思い』がふつふつと出てきます。
しかし承認欲求を捨てたい思いが出てくると、常に承認欲求が頭の中にある状態になるので、逆に承認を求める動きも強くなるのです。
で、元も子もないことを言いますと、承認欲求を完全に捨てるのは不可能です。
マズローの欲求5段階説でも言っているように、承認欲求自体は人間の本能みたいなものなので完全に捨てることができません。
だから承認欲求を無理やり捨てようとするのではなくて、
「承認欲求と上手に付き合っていく(≒承認欲求を克服していく)」この意識を持つのが何よりも大事なんですね。
ちなみに『承認欲求をなくして克服する方法』については以下の記事で解説していますのでよければご覧ください。
5.相手の承認欲求を満たす3つの方法
自分の承認欲求を満たす方法について解説しましたので、今度は『相手の承認欲求を満たす方法』を書きたいと思います。
承認欲求が強い相手を満たすことができたら、強固な信頼関係を築けます。
例えばあなたがビジネスをやっている場合、信頼関係を築かない限りは商品やサービスが売れません。
そもそも信頼関係ができていないと、話を聞いてもらえる姿勢を取ってくれないのです。
だから自分の話を聞いてもらうためにも信頼関係を構築していくのは何よりも重要なんですね。そんなわけで、相手の承認欲求を満たす方法を説明していきましょう。
5-1.相手を褒める(感謝する)
まず、相手の承認欲求を満たす方法で最強なのが『相手を褒める(感謝する)』ことです。
もうこれが最強すぎます。
僕も社員という形で人は雇っていませんが、僕の事業を手伝ってくれている方が何十人もいます。
俗に『アウトソーシング(外注)』と呼ばれるのですが、彼らと一緒に仕事をする時に僕が心がけてるのが『感謝の気持ちを伝えること』です。
中には経営者的なポジションになると、雇ってる人に敬意を払わないケースもあります。
でも僕の場合は、自分の事業を手伝ってもらっていますので、いつも感謝の言葉を伝えるようにしています。
なので、外注さんから不平・不満をもらうことがなく、良好な関係を築くことができているのです。
最近もお一人、全ての仕事をやり遂げた方がいるのですが、契約終了の最後にこんなメッセージを頂きました。
相手にしっかりと感謝の言葉を伝えると、自分にも感謝の言葉となって返ってくるのですね。
それと『褒める』ことの重要性は自己啓発の元祖、デール・カーネギーが書籍の中で何度も説いています。
相手の承認を満たすためには『褒める (感謝する)』ことが何よりも大切なのを押さえておきましょう。
5-2.『それ知ってるよ!』と言わない
他人と話している時によく言いがちなのが、
「それ知ってますよ!」
と話の腰を折ってしまうことです。
正直、僕も成功者と話している時に言いそうになるのですが、
「そのお話、もっと聞きたいです!」
と自分が知っている内容でも『それ知ってます!』とは発言しないようにしています。
なぜなら『それ知ってます!』と言った段階で、話が終わってしまうのでそれ以上の内容を聞くことができなくなるからです。
実際、エグゼクティブの世界では『それ知ってます!』は言語道断。
その発言をしただけで『三流』と判断されてしまうのです。
もちろん、この話はエグゼクティブの世界以外でも全く変わりません。
友人と話している時だって、
「そんなのもう知ってるよ!」
と言ってしまったら、話が途中で止まり相手もムッとするので承認欲求を満たすことができないのです。
だから、相手の承認欲求を満たすためには話の腰を折ることはせずに、『話しやすい環境』を整えてあげるのが大事なんですね。
5-3.陰口を言う
相手の承認欲求を満たす強力な方法に『陰口を言う』というやり方があります。一般的に陰口と言えばマイナスな印象しか抱かないと思いますが、僕がここで提唱する陰口は『相手を陰で褒める陰口』です。
例えば、人は直接褒められるよりも間接的に褒められる方が気持ちが高ぶると言われています。
要するに、自分の友人や部下に対して、
「〇〇さんがお前のことを褒めてたぞ!」
と間接的に伝えることで、言われた方の承認欲求が極限まで満たされるようになるのです。
例えば、自分が直接相手を褒めても『本当かよ?』と疑われることがありますが、
「あの人がお前のこと褒めてたぞ!」
と間に人が入ったら、一気に信憑性が増します。
なので、陰口に褒める要素を入れるだけで相手の承認欲求を満たすことができるのですね。
以上、
- 相手を褒める(感謝する)
- 『それ知ってるよ!』と言わない
- 陰口を言う
上の3つが承認欲求を満たすために必要な方法なので、押さえておくと良好な人間関係を構築する際に役立ちます。
まとめ
承認欲求を持っていると、日常を生きるのに支障が出てきます。
常に承認欲求を求めながら生活していくので、承認欲求を基準に行動するようになりますからね。
だからこそ承認欲求を満たすためには、
- 相手にも自分にも期待しない
- 自己肯定感を高める
- 承認欲求を無理やり捨てない
という意識を持つのが大事です。
さらに自分だけではなく、相手の承認欲求を満たす方法としては、
- 相手を褒める(感謝する)
- 『それ知ってるよ!』と言わない
- 陰口を言う
こちらの3つがあります。
もしも自分が承認欲求を強く求めがちだと思ったら、これまで解説してきたことを踏まえて心を満たしていきましょう。
また、以下の記事は『承認欲求をなくす方法』なので、今回とはまた違ったアプローチで書いています。
承認欲求を”満たす方法”と”克服する方法”。どちらも覚えておいて損はないですね。
それでは今日はこの辺で!